主×日ノ原&小野寺

―今日は二人ともまとめて相手をしてやる。
そう言って二人を呼び出したのは少し前のこと。

日ノ原は四つん這いになりながら、自分のひくつく其処を見せ付けるかのように、尻を掴みながら腰を揺らしている。

「ご主人様…早くぅ…」

甘えるような声にフと笑みを零し、焦らすように尻を撫で回した。

「ん…ぁあ…っ、や…ちが…っ」
「……ふん、主人に命令するとは随分偉くなったものだなぁ…日ノ原。………だが今日の俺は機嫌が良いからトクベツだ」
「…っ、…ぁあ…っ!」

言いながらひくつく其処に自らのものを押し付けると、日ノ原は顔を紅潮させながら喘ぐ。
そんな日ノ原の姿を、小野寺は羨ましそうな顔をして見つめていた。

「………っ」

日ノ原のように求めるには小野寺のプライドが邪魔をするのだろう。
もじもじと足を擦り寄せながら弟だった存在の痴態を見つめる小野寺の自身は苦しげにズボンを押し上げるように存在を主張していた。

「小野寺、待っているだけじゃ…欲しいものは手に入らないぜ?」

そう言い更に日ノ原の奥底を暴くように腰を打ち付ける俺に、小野寺は意を決したように脚を開き、自らのものに指を這わせながらゆっくりと口を開いたのだった。

「ご、主人…様。俺、にも…下さ…い」

それは、小野寺が堕ちた瞬間だった――