久世さんの日常

収録SSは

久世さんとこころちゃん
久世さんとゆりすけ
久世さんと神尾さん

三本です。全て会話文のみ


こころちゃんと
* * *

「…!?優心、なんで泣いてるの!?誰かに虐められた?何処か痛いの!?」
「…さい
うるさい。…タマネギが沁みたんだよ」
「えっ…あ…
ホントだ。……僕も痛くなってきたや」
「あんたバカじゃねえの」
「うん。…でも、……ふふ。お揃いだね」
「お揃いとかキモいんですけど」
「…うん、ごめんね」

* * *
ゆりすけと
* * *

「お。貴裕じゃ~ん。どしたの、こんなトコで」
「…ん?あ、大輔。僕は買い物帰りだよ。大輔こそどうしたの、こんなところで」
「ん~?ふっふーん。俺はこれからナンパ♪お前も来るぅ?」
「……大輔…まだそんなことしてたの?」
「あ~んだよ。お前は俺の親かってーの!ほっとけよなァ」
「…はぁ。…僕も、行く」
「あ?」
「ナンパ。付き合う」
「ンだよ~。お前もけっこー乗り気ちゃん?」
「…じゃないと大輔のこと見張れないだろ?」
「ケッ…勝手にすればぁ~?
…まっ、たまにはお前とデートってのも、悪くねぇしな」

* * *
神尾さんと
* * *

「神尾さん、本当にいいんですか?」
「しつこいぞ。何度も言わせるんじゃない」
「いえ……でも…いや、はい。そうですね、余計な口を挟んですみませんでした」
「……早くしろ」
「はい。じゃあ…いきますね。…いれます、から…力を抜いてリラックスして下さい」
「さ、…さっきからやっている…っ」
「……えっ、と…あの、むしろ力んでるというか…その…今のままだと、入りませんし…強引に開かせてもいいですけど…たぶん痛いし怖いですよ?」
「乱暴はするな」
「…僕もしたくないです。だから好い加減観念しましょう。第一、神尾さんから言ってきたんですよ」

(まさか神尾さんが一人で目薬も差せないなんて…)